先日、金属加工業を営む譲渡企業様がクロージングを迎え、株式譲渡が成立しました。
本件の着手は2021年で、成約(クロージング)まで約9ヶ月のM&Aとなりました。
譲渡企業様は、特殊な金属加工に非常に高い技術力をお持ちの企業様で、関西からも仕事の依頼が定期的にある企業様です。
売主様がこれまでに加工された製品を拝見して、売主様の職人としての実力と、確かなノウハウを肌で感じさせて頂きました。
売主様は当初、ご自身でもお相手を探され、直接お相手と交渉をされていた中で上手く進まず、弊社にご依頼を頂いた次第です。
買主様は船舶関連業を展開されている企業様で、造船業界の未来を見据え、次の柱となる強みを持った企業様を求めておられました。
M&Aを実施されることが初めての経験で、様々な検討をして頂きましたが、「譲受企業従業員様」のM&Aへの強い意志から今回の成立となりました。
M&A前に売主様と買主様で何度もお話し頂き、加工現場を見て、実際に機械に触れて頂くことで、M&Aをご決断頂くことが出来たと思っています。
またM&A前から、M&A後(アフターM&A)に赴任される従業員様と顔合わせ頂き、金属加工の研修にもご参加頂く中で、M&A後(アフターM&A)のことが非常に重要だと、アドバイザーとして再認識させて頂きました。
皆様の新しい船出を心よりお祝い申し上げます。
今後も弊社は双方の企業様と末永いお付き合いをさせて頂くつもりです。
前回同様、弊社のスローガンであるM&Aの”成約”よりも”成功”を実感することができました。
弊社は関わって頂いた方の「All Success M&A」を常に考えています。
なお、今回、弊社は売主様と買主様の仲介を務めさせて頂きました。