みどり合同税理士法人グループは、M&Aアドバイザーとして皆様のM&Aをお手伝いするだけでなく、
実際に、2016年よりM&Aで異業種の地域企業様をお譲り頂き、運営を行っています。
異業種のM&Aは一般的に成功する確率が低いと言われていますが、
弊社は実際に運営を行うことで、アフターM&A(PMI)に必要なノウハウを蓄積しています。
アフターM&A(PMI)に参考となる虎の巻も以前に書いていますので、
ぜひ参考にして頂ければと思います。
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻②・・・マネジメント/融和のスピード
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻③・・・経営理念/ビジョン策定の重要性
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻④・・・M&A後のすれ違い
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻⑤・・・M&Aの各ステージとアフターM&A検討内容
今回のコラムでは、前回に引き続き、実際のM&A後のアフターM&A(PMI)の実例を
ご紹介させて頂きたいと思います。
譲受を考えておられる皆様のM&Aにおける、アフターM&A(PMI)の参考となりましたら幸いです。
前回のコラム:必見!M&A成立後の譲受企業はどうなる?②
譲受後のリアル アフターM&A(PMI)③ 譲受企業 M社様
【譲受目的】
異業種を買収することで、自社従業員の永続的な雇用を創出する。
【譲受企業を取り巻く事業環境】
60歳を過ぎて働くことがなかなか難しい職場であり、従業員が年齢を重ねても
安心して働く場所の創出が現在の雇用を促進するためにも求められていた。
【譲受形態】 株式譲渡
【エリア】 岡山県
譲受企業のM社様は、自社の従業員のために、異業種を譲受するニーズをお持ちでした。
M社様とお会いする前は、地場の大手企業であり、採用活動も順調だと私は考えていましたが、
実際は順調ではなかったそうです。
採用をサポートするためにも、若手従業員の将来設計を描くためにも
年をとっても働ける職場が必要とされていました。
今回、M社様をご紹介させて頂く理由は、全くの異業種M&Aを実行された中で
異業種M&Aの場合に、譲受後の運営や管理をどのようにされたのか
皆様の参考として頂きたかったためです。
自社の従業員に管理を任せるには異業種のため難しく、外部の人材を招聘するには
M&Aまでに時間が足りませんでした。
そこでM社様は、譲渡企業の社員を抜擢して役員にされ、管理や運営を託されました。
「営業はM社様が行う×運営/管理は譲渡企業の新役員が行う」
という役割分担を大胆にすることで、順調な運営をされています。
M&A後に、M社の社長様と食事をご一緒させて頂く機会がありましたが、
「自社の従業員も自分の将来が見えるようになって安心したと思う。次のM&Aもすぐに実行する。」
と力強くお話し頂きました。
実際にその後、M社様は3社のM&Aを実行され、売上100億円を目指されています。
自社ですべて運営を行うのではなく、現状を見極め、適切に役割分担することで
双方の相乗効果を発揮させた、素晴らしいケースだと思います。
いかがでしょうか。
譲受企業様のその後は1社1社様々なケースがあります。
アフターM&Aで一番重要なポイントは「人」だと私は考えています。
「人を活かす」、「人の可能性を信じる」、「人を信頼して任せる」
M&Aの成功のポイントはそこにあるのかもしれません。
弊社が皆様のアドバイザーとして、皆様の新しい絵を描くお手伝いが出来ますことを
楽しみにしています。
みどり合同税理士法人グループは、M&Aアドバイザーとして皆様のM&Aをお手伝いするだけでなく、実際に、2016年よりM&Aで異業種の地域企業様をお譲り頂き、運営を行っています。
異業種のM&Aは一般的に成功する確率が低いと言われていますが、弊社は実際に運営を行うことで、アフターM&A(PMI)に必要なノウハウを蓄積しています。
アフターM&A(PMI)に参考となる虎の巻も以前に書いていますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻②・・・マネジメント/融和のスピード
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻③・・・経営理念/ビジョン策定の重要性
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻④・・・M&A後のすれ違い
アフターM&A(PMI)M&A虎の巻⑤・・・M&Aの各ステージとアフターM&A検討内容
今回のコラムでは、前回に引き続き、実際のM&A後のアフターM&A(PMI)の実例をご紹介させて頂きたいと思います。
譲受を考えておられる皆様のM&Aにおける、アフターM&A(PMI)の参考となりましたら幸いです。
前回のコラム:必見!M&A成立後の譲受企業はどうなる?②
譲受後のリアル アフターM&A(PMI)③ 譲受企業 M社様
【譲受目的】
異業種を買収することで、自社従業員の永続的な雇用を創出する。
【譲受企業を取り巻く事業環境】
60歳を過ぎて働くことがなかなか難しい職場であり、従業員が年齢を重ねても安心して働く場所の創出が、現在の雇用を促進するためにも求められていた。
【譲受形態】 株式譲渡
【エリア】 岡山県
譲受企業のM社様は、自社の従業員のために、異業種を譲受するニーズをお持ちでした。
M社様とお会いする前は、地場の大手企業であり、採用活動も順調だと私は考えていましたが、実際は順調ではなかったそうです。
採用をサポートするためにも、若手従業員の将来設計を描くためにも、年をとっても働ける職場が必要とされていました。
今回、M社様をご紹介させて頂く理由は、全くの異業種M&Aを実行された中で、異業種M&Aの場合に、譲受後の運営や管理をどのようにされたのか、皆様の参考として頂きたかったためです。
自社の従業員に管理を任せるには異業種のため難しく、外部の人材を招聘するにはM&Aまでに時間が足りませんでした。
そこでM社様は、譲渡企業の社員を抜擢して役員にされ、管理や運営を託されました。
「営業はM社様が行う×運営/管理は譲渡企業の新役員が行う」という役割分担を大胆にすることで、順調な運営をされています。
M&A後に、M社の社長様と食事をご一緒させて頂く機会がありましたが、「自社の従業員も自分の将来が見えるようになって安心したと思う。次のM&Aもすぐに実行する。」と力強くお話し頂きました。
実際にその後、M社様は3社のM&Aを実行され、売上100億円を目指されています。
自社ですべて運営を行うのではなく、現状を見極め、適切に役割分担することで双方の相乗効果を発揮させた、素晴らしいケースだと思います。
いかがでしょうか。
譲受企業様のその後は1社1社様々なケースがあります。
アフターM&Aで一番重要なポイントは「人」だと私は考えています。
「人を活かす」、「人の可能性を信じる」、「人を信頼して任せる」
M&Aの成功のポイントはそこにあるのかもしれません。
弊社が皆様のアドバイザーとして、皆様の新しい絵を描くお手伝いが出来ますことを楽しみにしています。
この記事の執筆者
新川 功雄(取締役副社長/M&Aシニアエキスパート)
早稲田大学卒。大手サービス会社、マーケティング会社、外資系企業に勤務。赤字債務超過の中小企業を経営し、黒字企業に立て直した後、自身の会社を事業譲渡して、2016年から現職。首都圏への進出、上場企業のM&A支援等を経験。
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