先日、業務請負業を営む譲渡企業様がクロージングを迎え、株式譲渡が成立しました。
本件の着手は2020年後半で、成約(クロージング)まで約半年とスピード感のあるM&A
となりました。
譲渡企業様について
売主様はご子息様がおられましたが、従業員の将来を考えて、
業務請負業を営む対象会社をM&Aで売却したいとお考えでした。
また、譲渡企業様は工場内での作業を主とする業務を請け負われていたため、
労働災害が比較的発生しやすい環境にあり、法務/労務で重大な問題がないかどうかが
ポイントとなる案件でした。
譲受企業様について
今回は、以前も弊社がM&Aをお手伝いさせて頂いた買主様よりご縁を頂き、
交渉がスタートしました。
前回のM&Aが譲受後も問題がなく、コロナ下でも好調に推移していることもあり、
お話を頂けた次第です。
買主様は祖業として人材派遣業を営んでおり、買主様の事業と業務請負業の親和性が高く、
M&Aをご決断頂きました。
クロージング
売主様、買主様を交えたクロージングの席で、双方が手を繋がれて写真撮影をされましたが、
その光景に両社の未来は明るいものだと強く感じさせて頂くことが出来ました。
買主様は、今後M&Aを通じて、自社グループの売上を100億円まで
増やしたい意向をお持ちになっておられます。
M&Aの運命の糸をたぐり寄せるお手伝いが出来、非常にうれしく思います。
何事も最初の一歩が肝心です。
最初の一歩を成功させ、次の二歩目を歩んで頂けたことを心より感謝しています。